突然の腹痛は昔から梅干しで治す。
2月になると
梅の白い花が
春が近いことを知らせてくれます。
春が過ぎて
初夏の頃に
緑の梅の実をつけます。
各家庭では
その梅の実を
梅干しや梅酒にしたりします。
梅干しは民間療法の代表選手。
昔から梅は、
私たちにとっては、
なじみのある食べ物ですよね。
また、
食べ物としてだけではなく、
薬としても利用されてきました。
梅は、
民間療法で使われる中では、
薬の代表選手みたいなものです。
梅は昔から民間療法として使われる。
梅干しは本当に腹痛に効くのか。
私もこどもの頃から、
お腹が痛くなると、
梅干しとお粥を食べさせられたものです。
すると不思議と、
お腹が痛いのが、
治ったことを憶えています。
梅を天日で干して「梅干し」を。
でも本当に梅干しが
腹痛に効いたのでしょうか。
そこで、
梅の効能について、
色々と調べてみました。
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想像しただけでも唾液が出ます。
ところで、
梅干しと聞いただけで、
唾液(だえき)が出てきませんか。
実際に食べても、
梅干しは唾液を出させるのです。
唾液には
アミラーゼと言う酵素があり、
でんぷんの消化を助けます。
それで、食べ過ぎで胃もたれしたときには、
梅干しのお茶漬けを食べると、
スッキリするのでしょうね。
クエン酸が消化を良くします。
お腹が痛いときにも、
お粥に梅干しを食べて治すことは、
先ほど言いましたね。
これは、梅干しに含まれるクエン酸が、
胃腸の働きを活発にして、
消化を良くする働きがあるからです。
クエン酸には、
腸内細胞の悪玉菌の動きを抑えて、
腸を整える効果もあるそうです。
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クエン酸は殺菌効果もあります。
また、クエン酸が、
細菌の繁殖を抑える働きがあることも、
研究で明らかになりました。
昔から梅干しを入れたおにぎりや、
日の丸弁当が腐りにくいと言われますが、
クエン酸のおかげだったのですね。
クエン酸がおにぎりを腐りにくくします。
民間療法には先人の知恵。
先人の知恵として、
梅を昔から薬として使ってきたことが、
最近、科学的に証明されてきています。
ですから、
これからもお腹の調子が悪いときは、
梅のお世話になることでしょう。
でも、梅は、
あくまでも民間療法です。
お腹の痛みが激しいときや、
痛みが長く続くときは、
すぐに病院で診てもらいましょうね。